苦情相次いだ「鬼滅の刃」複製原稿トラブル 作者も問題視し集英社が正式謝罪...交換・再販へ

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「『複製原稿』という商品名で販売すべきではなかった」

   発表によれば、6月に鬼滅の刃の作者である吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)さんから商品について確認があったという。これを受けて経緯を見直したところ、「作者への説明と確認手順が不十分な状態」で仕様を決定したことが判明した。

   集英社は、この商品で行われた画像補正やトリミングなどの仕様は「作者の意向を汲んだものではなく、編集部の誤った判断に基づくもの」だったとする。そして、「『複製原稿』という商品名で販売すべきではなかったと深く反省しております」と述べた。

   購入者には、画像補正やトリミング位置を見直した商品を作り直し、交換・再販売に応じるとしている。商品の新規発売はしない。集英社は、

「商品を購入されたお客様には、多大なご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。今後、『複製原稿』を商品として企画する場合には、必要な事項を明確にし、適切なものをお届けできるよう努めて参ります」

と謝罪し、再発防止に努めるとした。

   また、同様の指摘が相次いでいた「週刊少年ジャンプ2020年24号」応募者全員大サービスの「『鬼滅の刃』まるごと複製原稿セット mini」についても交換対応をすると発表した。詳細は7月26日12時に「週刊少年ジャンプ」公式ウェブサイトで伝えるという。

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