俳優の二階堂ふみさん(26)が主演するドラマ「プロミス・シンデレラ」(TBS系)の第1回が2021年7月13日に放送された。
同作は、漫画家の橘オレコさんが漫画アプリ「マンガワン」で連載中の同名漫画が原作。「夫と離婚」「宿なし」「無職」「無一文」という「絶対的貧困状態」に突如として陥った主人公・桂木早梅(かつらぎ・はやめ)を二階堂さんが演じる。
「貧乏」が重要なテーマになる本作
第1回では、不倫が判明した夫から離婚を切り出されて家を飛び出し、それをきっかけに、金持ちながら鼻持ちならない性格の高校生・片岡壱成(眞栄田郷敦さん=21)と出会い、さらに、そこから壱成の祖母が大女将を務める老舗旅館の従業員となる早梅の姿が描かれた。
ドラマで扱われることが多いテーマとしては、「医療」「警察」「学校」「料理」といったものが挙げられるだろうが、今作で描かれるテーマ「貧乏」もそれに並ぶと言って良いだろう。
確かに、「プロミス・シンデレラ」は、そのタイトルに「シンデレラ」の名前が入っているところからして、「貧乏」な女性がそれをものともせず駆け上がっていく、それこそ、「シンデレラストーリー」であることが予想できる。
ただ、それに加えて、二階堂さんが「プロミス・シンデレラ」の主演を務めていることが、実に意義深いことに気付かないだろうか。