料理研究家のリュウジさんが2021年7月13日、ツイッターに家庭料理の難しさに悩む人へ向けたメッセージを投稿した。軽視されがちな家庭料理の作り手に寄り添うコメントに、日々の料理に悩む人々からの「思わず涙がこぼれた」という感謝の声が相次いでいる。
「家族といえど人に料理を作るというのは実はかなり大変」
ツイッターやYouTubeなどで活動する料理研究家のリュウジさんは、「次男の偏食について、料理が下手だから頑張らなくてはと踏ん張っていたものの、おにぎりを『固い』と一口で返されてしまい日々の料理の辛さに思わず泣いてしまった」という旨のツイッターユーザーの声を引用リツイートし、家庭料理の難しさについて持論を展開した。
「家族といえど人に料理を作るというのは実はかなり大変、何故なら人によって正解が違うからです 例え料理が美味しく出来たと思っても食べ手の『不味い』で一蹴されてしまうのが家庭での料理」
家庭料理は人それぞれに好みが異なるため、家族全員が好む味付けで料理をするのは大変なことだと書いている。
「相手の好みに合わせて料理するなんてシェフでもやってません 無理せず惣菜やコンビニに頼ってほしいです」と、市販の食品に頼ることも大切だとしている。
さらに続けて「よくこういう事を発信すると家事は仕事なんだからしっかりしろとか見当違いなこという人たくさんいますが」と家庭での料理は義務であるとの反論に宛て、家庭で料理することがストレスになる理由を解説している。
「ちゃんとやった仕事を上司の気分や好み次第で突き返されたらどう思いますかね、特に改善案も出されずにそれが毎回続いたら...僕なら辞めますね でもやめらんないでしょ、家族の為の家事は」
リュウジさんの作り手に寄り添うメッセージには、家庭での料理に悩む人たちから感謝の声が続々と投稿されている。
「やめられない家事に押しつぶされそうな日もありますが、こんな風に思ったり発信してくれたら、また前向きになる力をもらえます」
「リュウジさん!よく言ってくれた!!嬉しくて泣けてきた」
「今日のリュウジさん好き過ぎる!うちの旦那と娘に聞かせたい。泣くわ...」
「料理は嫌いじゃないけど、得意じゃないし、フルタイムで働くと時間もない。リュウジさんのレシピと言葉はいつもありがたい。えっ?私、今、涙ぐんでる笑」