「心のケア」もっと気軽に... 一部の偏見に猛反論?視聴者が震えた「ナイト・ドクター」の名言

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   ドラマ「ナイト・ドクター」(フジテレビ系)第4話で、精神科を受診することへの偏見を取り除こうとするセリフが登場したことが、視聴者の間で注目を集めている。

  • 主演の波瑠さん(2017年撮影)
    主演の波瑠さん(2017年撮影)
  • 波瑠さんと沢村一樹さんのツーショット(ナイト・ドクター公式インスタグラムより)
    波瑠さんと沢村一樹さんのツーショット(ナイト・ドクター公式インスタグラムより)
  • 主演の波瑠さん(2017年撮影)
  • 波瑠さんと沢村一樹さんのツーショット(ナイト・ドクター公式インスタグラムより)

わがままインフルエンサーが恋敵に!

   ドラマの舞台は、365日24時間どんな患者も断らない医療を目指す「あさひ海浜病院」が立ち上げた夜間勤務専門の救命医チーム「ナイト・ドクター」。

   医師6年目の主人公・朝倉美月(波瑠さん)はそこで熱い意思を持って働き始め、チームで出会った深澤新(「King & Prince」岸優太さん)、成瀬暁人(田中圭さん)、桜庭瞬(北村匠海さん)、高岡幸保(岡崎紗絵さん)という年齢も性格も価値観もバラバラな5人の医師とともに、医療や人生を見つめていくというストーリーだ。

※以下、一部ネタバレを含みます※

   2021年7月12日に放送された第4話「女の戦い勃発!? 壊れゆく2人の関係!」では、仕事もプライベートも完璧にこなす幸保にまさかの恋敵が出現。幸保は、レストランを経営するハイスペックな恋人・青山(竹財輝之助さん)と交際中だが、ある夜緊急搬送されてきた女性の付き添いとして青山が現れる。

   2人の関係を問い詰めると、その女性・花園詩織(松井愛莉さん)はインフルエンサーで、青山は自身が経営するレストランの宣伝を彼女にお願いするうちに、詩織から好意を持たれてしまったのだとか。

   詩織の経過観察を担当することになった幸保は、この一件で公私混同して常にイライラ。詩織が絶対安静にも関わらず病室を抜けだしてメイクをしたり、医者に飲み物を買いに行かせたりとわがまま放題することにさらにイライラを募らせ、ついに2人は取っ組み合いのケンカにまで発展してしまう。

ハードルが高い? 精神科受診を「もっと気軽に...」

   そんななか、幸保がいつものように巡回していると、詩織が寝ながら泣いている姿を目の当たりにする。

   詩織が孤独を恐れ、心をすり減らしてまでインスタグラムや青山にすがっていると推察した幸保は、彼女の精神疾患を疑い、同僚との会議で精神科へコンサルさせたいと提案。その後、詩織にも受診を勧めるが、詩織からは

「どんな嫌がらせ? 私のことムカつくからって、私を精神病扱いする気?」「精神科なんて大げさなんじゃ...」

と睨みつけられてしまう。しかし幸保は、

「大げさなんかじゃありません。髪が伸びたら美容室に行きますよね? それと同じように、心のケアだって気軽にしていいんです。...いや、すべきなんです」

と思いを伝える。恋敵といういがみ合う関係を超え、医者として自身の心配をしてくれる幸保の説得は、詩織の心にも響いた様子だった。

   精神科を受診することに対する、一部の偏見を覆そうとする幸保のセリフに、視聴者からは

「この言葉に救われた人って結構いたんじゃないかな? 少なくとも私には響いた」
「精神科受診って本人にはハードル高いよね。 でも外部からの指摘がないと 勇気出ないかもね」
「いつまでもそういう偏見あるから 1人で苦しむ人が多いんだろうな?」
「精神科や心のケアのための受診を深刻、大袈裟と捉えずにもっと気軽に考えてもいいというメッセージをちゃんと織り込んできたのすごい」
「精神科も婦人科も気軽に受診できる環境づくりや意識改革は必要だよね」

などと反響を呼んでいる。

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