ハードルが高い? 精神科受診を「もっと気軽に...」
そんななか、幸保がいつものように巡回していると、詩織が寝ながら泣いている姿を目の当たりにする。
詩織が孤独を恐れ、心をすり減らしてまでインスタグラムや青山にすがっていると推察した幸保は、彼女の精神疾患を疑い、同僚との会議で精神科へコンサルさせたいと提案。その後、詩織にも受診を勧めるが、詩織からは
「どんな嫌がらせ? 私のことムカつくからって、私を精神病扱いする気?」「精神科なんて大げさなんじゃ...」
と睨みつけられてしまう。しかし幸保は、
「大げさなんかじゃありません。髪が伸びたら美容室に行きますよね? それと同じように、心のケアだって気軽にしていいんです。...いや、すべきなんです」
と思いを伝える。恋敵といういがみ合う関係を超え、医者として自身の心配をしてくれる幸保の説得は、詩織の心にも響いた様子だった。
精神科を受診することに対する、一部の偏見を覆そうとする幸保のセリフに、視聴者からは
「この言葉に救われた人って結構いたんじゃないかな? 少なくとも私には響いた」
「精神科受診って本人にはハードル高いよね。 でも外部からの指摘がないと 勇気出ないかもね」
「いつまでもそういう偏見あるから 1人で苦しむ人が多いんだろうな?」
「精神科や心のケアのための受診を深刻、大袈裟と捉えずにもっと気軽に考えてもいいというメッセージをちゃんと織り込んできたのすごい」
「精神科も婦人科も気軽に受診できる環境づくりや意識改革は必要だよね」
などと反響を呼んでいる。