大谷翔平への質問が「お祭りに合わない」 ホームランダービー、久保純子アナに相次いだ「違和感」

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   元NHKの久保純子アナウンサー(49)が2021年7月12日(日本時間13日)、メジャーリーグ・オールスター前夜祭イベントで本塁打数を争うホームランダービーの現地リポーターとして登場した。

  • 大谷翔平(2017年撮影)
    大谷翔平(2017年撮影)
  • 久保純子アナウンサー(2009年撮影)
    久保純子アナウンサー(2009年撮影)
  • 大谷翔平(2017年撮影)
  • 久保純子アナウンサー(2009年撮影)

大谷は出場全選手をリスペクト

   エンゼルス大谷翔平投手(27)が出場したホームランダービーはNHKでライブ放送され、NHKは久保アナをリポーターとして起用。ホームランダービーの前後に大谷にインタビューを行った。

   ホームランダービー前に開かれた会見で久保アナは大谷に次の質問を投げかけた。

「ホームランダービーについてなんですが、今日本は東京で非常事態宣言が出たり、本当に出口が見えず苦しい状況にあります。そんな中で日本の皆さんが楽しみにしているのが朝起きて見る大谷選手の活躍と、本当に皆さんおっしゃっているのですが、今日はどんなパフォーマンスを見せていただけますでしょうか」

   新型コロナウイルス感染拡大に伴い、政府12日、東京に4度目の緊急事態宣言を発令している。久保アナの質問に対して大谷は「自分に限らずメジャーリーグを代表するような素晴らしい選手たちが出場するので、その人たちの素晴らしいバッティングを見て朝から気持ちいい気分で迎えていただければなと思います」とダービーに出場する全選手をリスペクストしながら回答した。

久保アナ「悔しいです。でもお疲れ様でした」


ホームランダービー前の久保アナの質問に違和感を覚えたファンもいたようで、ツイッターでは「日本の状況がどうとか大谷に関係ない」「緊急事態宣言のくだりは絶対不要」「お祭りに合わない内容でちょっと残念でした」などの声が上がる一方で、「大谷選手の回答が素晴らしかった」と大谷の対応を称える声も見られた。

   大谷はホームランダービー第1ラウンドでナショナルズのソトと対戦し、2度の延長の末に敗れた。大谷は敗れはしたものの、延長に次ぐ延長でスタンドのファンは大喜び。大谷自身も時折笑顔を見せるなど初のイベントを心から楽しんでいる様子だった。

   ホームランダービー直後には久保アナがフィールド内で大谷に2分半ほどインタビューを行ったが、ここでもファンから久保アナのインタビュー内容に不満を漏らすファンも。ツイッターでは「質問のレベルが低い」と指摘する声もあった。一方で、「久しくまともなインタビューなんかしてないだろうし」とフォローするような声も一部あがっている。

   久保アナはインタビューで、ホームランダービーを「楽しかった」と振り返る大谷に「今の気持ち、悔しいという感じなのでしょうか」との質問を投げかけるシーンも。最後に大谷が日本のファンにメッセージを送ると、久保アナは「悔しいです。でもお疲れ様でした。いいものを見せていただきました。いい戦いありがとうございました」と締めくくった。

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