プロ野球の阪神が2021年7月12日、甲子園でDeNAと対戦し劇的なサヨナラ勝利を飾った。
最後は主砲・大山の一打で
阪神は3点ビハインドの9回2死から4点を獲得してサヨナラ勝ち。0-3からの逆転劇に甲子園球場に詰めかけた虎党は歓喜したが、インターネットでは9回のマルテ(30)の打席での「ボール判定」を巡ってファンが紛糾した。
問題の判定は9回2死1、3塁の場面だった。2-3で阪神が1点を追いかける展開で打席には3番マルテが入った。マウンドにはDeNAの守護神・三嶋一輝(31)。2死ながら一打同点のチャンスだった。
マルテは1球目のスライダーを空振りし、見逃した2球目はストライクとなりノーボール2ストライクに追い込まれた。その3球目だった。三嶋が投じた渾身の153キロのストレートは外角低めにコントロールされた。きわどいコースに球審の手は上がらずボール判定。直後の4球目をマルテはセンター前に運び同点とした。
試合は4番・大山悠輔(26)が2死1、3塁から三嶋の初球をたたき打球はセンター前へ。3塁走者がホームに生還しサヨナラ勝利。主砲の一打で試合を決めた。