俳優の鈴木亮平さんが主演を務める「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(TBS系)第2話が2021年7月11日に放送され、「ある演出」をめぐって視聴者からはツッコミの声が続出している。
中条あやみさん演じる研修医が迷いながらも奮闘
「TOKYO MER」は、「待っているだけじゃ、助けられない命がある」というポリシーを持つ医師・喜多見幸太(鈴木さん)率いる都知事直轄の救命救急プロフェッショナルチーム。研修医・弦巻比奈(中条あやみさん)、看護師・蔵前夏梅(菜々緒さん)ほか、厚生労働省の官僚兼医師・音羽尚(賀来賢人さん)ら個性豊かなチームメンバーとともに、「一人も死者を出さない」ことを目標に、事故や災害現場にかけつける。
喜多見を中心に、早くもチームとしての一体感が出てきたTOKYO MER。第2話「若き研修医が挑む『命を背負う責任』」では、夏祭りでの爆発事故が発生。TOKYO MERにも出動命令が下るも、比奈は先日の出動で大きなミスを犯したため自信を喪失中。多くの重症患者を前に、「命を守る責任の重さ」に立ちすくんでしまう。
しかし、大量の負傷者を治療するため、喜多見からたった一人でのオペを任されると、比奈は覚悟を決めて執刀。顔面蒼白で脂汗を浮かべながらも最善を尽くし、途中で駆けつけた喜多見らに交代して、無事に成功させる。その後、自身をTOKYO MERに入れた理由を問う比奈に対し、喜多見は純粋に「患者を救いたい」という信念を持つ比奈だからこそ加入を望んだと明かすのだった。
前回に続いて発せられた「死者は... ゼロです!」
一方、TOKYO MERへ出動指示を出す危機管理対策室では、前回と同様に知事・赤塚梓(石田ゆり子さん)の姿が対策室メンバーとともにTOKYO MERの奮闘を緊張した面持ちで見守っていた。比奈のオペが成功すると、対策室の女性室員が死傷者の数について「死者は... ゼロです!」と満を持して報告。その言葉に対策室の職員は大歓声をあげ、赤塚も柄にもなくガッツポーズして喜びを爆発させるのだった。
話題になっているシーンは、この「死者は... ゼロです!」というセリフ。死者ゼロを目標に掲げるTOKYO MERにとって、このセリフはミッションクリアのような意味合いで用いられており、ツイッターでは「今週もこのセリフが聞けました」と喜ぶ視聴者もいる。ただその一方で、「ゼロです」を溜めてからの室内歓声という流れに対し「『死者は...ゼロです!』ってこれ毎回やんの?w」「死者は... のあとは必ず溜めるルール」「『死者は... ゼロです!』の決めゼリフのあとのUSA!!USA!!みたいなノリどうしても笑うw」「『死者は... ゼロです!』『うぉー!イェー!』(崩れ落ちる)この流れ冷めるわ(笑)」などとツッコミの声もあがっている。