「日本とフランス、それぞれの現地キャスト・スタッフで撮影」
放送同日に更新された番組公式ツイッターで「日本とフランス、それぞれの現地キャスト・スタッフで撮影し、その映像とCGを合成してできたパリのシーンにもご注目ください」「謁見式のシーンは、昭武たち日本人パート以外はパリで撮影されました」とある通り、実はパリらしい壮大な景色や宮殿での謁見式などのシーンは、大半がVFX(視覚効果技術)による映像となっている。
7日付オリコンニュースによると、演出を担当する田中健二さんはギリギリまでパリでの撮影を考えていたものの「(編注:2020年)10月の終わりにフランスで1日あたり5万人の(新型コロナウイルス)感染者が出てしまい、11月いっぱいまでロックダウンになるということで、パリには行かないでパリ編を作る決断をしました」と明かしている。俳優陣は日本でグリーンバックを使って撮影し、VFXで合成させ、見事パリシーンを成立させた。
視聴者からは、全く違和感のない高い技術力と、役者たちの自然な演技に対し、
「CGの合成だと分かっていながら見ましたが、全く境目や動きに違和感が無く、凄かったです」
「このクオリティだったらもうこれから海外ロケいらなくね? スゴイわー」
「コロナ禍でフランスでのロケが出来なかったにも関わらず、パリ編のあの完成度の高さ。 ピンチを最新の技術力(VFX)でぶん殴って倒しに行くのはさすがNHK」
「豪華でキラキラで、まるで本当に現地に行ったような気分になりました」
などと称賛する声が多くあがっている。