英国でも一部選手がワクチン接種拒否の姿勢
ホスト国である日本では、選手の新型コロナウイルスのワクチン接種はすでに6月1日に開始されている。日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長は日本代表や代表候補選手の約95%がワクチン接種を受ける見通しであることを明かしており、接種の対象者は約1600人となる。
一方海外ではアンドリュー同様にワクチン接種による副反応を懸念し、ワクチン接種を拒む選手も存在する。
英紙「ガーディアン」(WEB版)は6月25日に「一部の英国五輪代表選手は副反応の恐れを理由に新型コロナウイルスのワクチン接種を拒否している」とのタイトルで英国代表の実情を報じている。
東京五輪に出場する代表選手のワクチン接種はあくまでも個人の判断に委ねられており、今後アンドリューのようにワクチン接種を拒否する選手が出てくる可能性もある。大会開会式まで2週間を切り今後、各国代表チームが続々と来日する。東京五輪は「安心安全」「アスリートファースト」を掲げ大会準備に取り掛かっている。