徳光和夫、マスコミの「大谷びいき」に苦言 過熱報道に「ちょっとどうなのかなと...」

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    フリーアナウンサーの徳光和夫氏が、メジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平投手(27)を巡る報道に疑問を投げかけた。

  • 大谷翔平投手(2017年撮影)
    大谷翔平投手(2017年撮影)
  • 大谷翔平投手(2017年撮影)

徳光氏「大谷がまさかまさかで見事に超えました」

    徳光氏は2021年7月10日、自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組「徳光和夫とくモリ!歌謡サタデー」(ニッポン放送)に出演し、国内メディアの大谷報道の在り方に持論を展開した。

    番組では、大谷が7月7日(日本時間8日)のレッドソックス戦で32号本塁打を放ち、松井秀喜氏が持っていた31号の日本人シーズン最多記録を塗り替えたことを話題に上げた。

    徳光氏は「明るい話題としましては大谷翔平選手が32号ソロを放ちまして、大したもんだね。彼はアメリカでもスターになってますね。2004年に松井秀喜選手が記録しました日本人シーズン最多本塁打記録31本、僕は、これは更新できないんじゃないかなと思っていなんですけども、大谷がまさかまさかで見事に超えました」と記録更新を絶賛した。

    また、大谷の記録更新に松井氏が寄せた喜びのコメントを紹介しつつ、話題は大谷の活躍を報じる国内メディアを巡るものに移った。

    徳光氏は「ニュースの伝え方を見ておりますと、オリンピックよりも前にまず大谷選手のホームランを伝えますよね」と切り出し、次のように持論を展開した。

徳光氏「大谷選手だけに突出して報道しておりますけども...」

    「大谷選手の活躍に関しましてはしきりに伝えますが、大谷選手が所属しているエンゼルスが勝ったのかな、あるいは大谷選手がいらっしゃるエンゼルスのチームの選手5人挙げろと言っても9人挙げられないと思います。 大谷選手だけに突出して報道しておりますけども、野球は、本来は何度も申し上げますようにチーム対チームで戦うゲームでございますので、そういった報道が果たしていいのかなと」

    さらに徳光氏は、日本球界において「伝統の一戦」とされる巨人対阪神戦の報道に関して言及。

    「ちょっと悔しいのが巨人・阪神戦で、伝統の巨人・阪神戦と言いながらですね扱いは45秒ですよ。大谷選手に3分はかけています。ちょっとどうなのかなと思いますけどね」と疑問を投げかけた。

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