最後の最後まで予想を裏切る展開
◆裏切りのギミックにBUCHIAGARU!!
また、こちらの楽曲ではリスナーを裏切る仕掛けが多く用意されています。
先ほども述べたサビのアレンジもその裏切りの一つなのですが、まずそもそもサビの転調が突然でハッとさせられますよね!
また僕が大好きなのが1番のサビが終わった後のストリングスのユニゾンで演奏される間奏なのですが、今まで一度も出てこなかった三連符を多く使用したフレーズになっており(しかもフレーズ自体も超かっこいいですよね)、その意外性におおっ!っとまたもや惹きつけられてしまいます。
それ以外にも2番のサビが終わって始まる新しいパートの最後は楽器の演奏が消えボーカルだけになる大胆なアレンジが施されているほか、メロディも9小節で構成されるイレギュラーなものになっており、いい意味での違和感があり印象に残ります。
そして、最後のサビが終わった後に、曲が終わるのかと思いきや、今までにはなかったラップのパートが始まり、最後の最後まで予想を裏切ってくる盛りだくさんの展開になっています。
このようなサービス精神満載の楽曲を聴くととても刺激を受けますし、情報量が増加した現代のJ-POPシーンを象徴するような楽曲だなと思いました。