「すごい企業努力」佃煮ガラス瓶の「形」が話題 なぜ開発?きっかけは「使い切りたい」客の要望

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ガラス瓶にこだわる理由

   話題となった「ストレート瓶」は、同社の「生のり」と「山海ぶし」に使用している。担当者の知る限りでは、3代目の瓶だという。開発で苦労した点についてはこう述べる。

「製造ラインの工程で瓶が割れたり欠けたりする事がないか、という懸念がありましたので、試作の瓶を使って検証などを行いました」

   また2代目の瓶に変更する際にも、くるくる回しながら開けるキャップから、ジャム瓶などに使用されている軽くひねって開けるキャップに変更するなど、「少しでも便利に使っていただける様に工夫していた」と述べた。

   磯じまんはこのように、改良を重ねながらもガラス瓶にこだわっている。理由としては、ガラス瓶の優れた密閉性や商品の保全性を挙げる。ガラスは食品に溶け出すことがない上に強度が強く、中身を揺れや衝撃から守ることができるという。

   こうしたこだわりから開発したガラス瓶が注目されたことについて、磯じまんの担当者は感謝を口にする。担当者は最後に、SNS上で話題にしてくれた人々に向けてこう述べた。

「遅ればせながら、弊社も今年から公式のSNSを立ち上げ、活動を始めたばかりなのですが、今回の事で注目していただきましたおかげでフォロワーになっていただいた方が増えたという報告をもらっております。
担当者が大変喜んでおりました。弊社の魅力に気づき、紹介していただきまして本当にありがとうございました」

(J-CASTニュース編集部 瀧川響子)

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