俳優の吉岡里帆さん(28)が2021年7月8日にインスタグラムのストーリーズで公開した画像がファンの間で話題だ。
画像は狐耳を着けた人物の頭部を写したもの。「久しぶりに耳 ドキドキ まさかの、、、」とのメッセージが添えられており、吉岡さんが何かを「匂わせている」感が満載の画像となっている。これに対し、ネット上では「どんぎつね復活? #吉岡里帆」といった、吉岡さんが出演中している「日清のどん兵衛」のCM「どんぎつねシリーズ」の最新作が公開されるのではないかといった声が続々と上がっている。一方で、これと併せて上がっているのが、「舞台のほうじゃないのかしら?」という声だ。
舞台の役どころが「狐霊」
実は、吉岡さんは9月から11月にかけて上演される劇団☆新感線の「狐晴明九尾狩」という舞台に出演することが決まっているのだが、同舞台の吉岡さんの役どころは何と「狐霊」。舞台の主人公は実在した陰陽師・安倍晴明で、吉岡さんは晴明に仕える狐霊「タオ」を演じるという。なお、同舞台のウェブサイトでは、
「晴明とコンビを組む霊狐です。多分、尻尾と耳がつきます。すみません、あれです。他にも色々考えたんですが、妖狐がモチーフで彼女が出演するとなると、結局あのイメージから逃げられない。だったらむしろ真っ向から挑もう。その気概で書きました」
と、同舞台を書き上げた劇作家・中島かずきさんの記述がある。
このため、今回のストーリーズの画像に対しては上記のものの他にも「どんぎつねさん じゃなくて新感線の舞台の写真じゃないの? 吉岡さん妖狐役だし」といった声が上がっており、ファンの間で吉岡さんが投稿した画像が何を意味しているのか、意見が割れているのだ。
となると、今回の、吉岡さんが出してきた画像は、どんぎつねの新CMを表わしている可能性はもちろん、舞台での役柄を表わしている可能性、はたまた、その両方を表わしている可能性があるわけである。ということは、今後、舞台の上演時期にどんぎつねの新CMが流れる......などという展開もあり得るのではないだろうか。
また、仮に、どんぎつねと舞台のどちらでもなかった場合、吉岡さんは見事に見る者を「化かした」ことになる。とすれば、その「狐ぶり」は相当なものではないだろうか。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)