絵文字、日本語での差別コメントも
しかし、これらの謝罪文もまた、物議を醸している。デンベレに対しては、24時間で投稿が消えるストーリーで謝罪文をポストしたことや、動画で使ったような表現を「どこの国の人であろうと使う」と説明したことなどに、日本のツイッター上では「開き直り」「謝るどころか逆ギレしてる」と批判が集まっている。
イギリス出身の日本在住サッカーライター、ベン・メイブリー氏は6日、自身のツイッターで「(デンベレは)謝っているようで実はあまり謝っていない姿が尚更残念に思う。対象がどこの人だろうが同じ言い方をしたって...どの人種、どの国籍、どの人に対しても、差別的な発言や侮辱は100%いけない」と私見を述べた。
また「私をおとしめようとしている」「非難には断固として反論する」とコメントしたグリーズマンに対しても「謝罪になってない」「自己中心的」などの批判が集まっている。
だが、デンベレのインスタグラムには、こうした批判とは異なる、明らかな差別的ニュアンスを持ったコメントも寄せられている。
デンベレの最新投稿(6月23日投稿)のコメント欄には、デンベレが謝罪文をポストした後から、アフリカ系のデンベレの肌の色を侮辱するような投稿、人種差別的な投稿が相次いでいる。絵文字を使ったものや、中には日本語でのコメントも確認できる。