俳優の鈴木亮平さんが主演を務める「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(TBS系)が2021年7月4日に放送され、筋肉隆々な鈴木さんの身体に、感嘆の声が殺到している。
※以下、ネタバレを含みます。
危険を顧みず、自ら助けに行くドクター
「TOKYO MER」は、都知事直轄の救命救急プロフェッショナルチーム。チーフドクターを務めるのは、「待っているだけじゃ、助けられない命がある」というポリシーを持つ喜多見幸太(鈴木さん)。研修医・弦巻比奈(中条あやみさん)、看護師・蔵前夏梅(菜々緒さん)ほか、厚生労働省の官僚であり医師・音羽尚(賀来賢人さん)ら個性豊かなチームメンバーとともに、「一人も死者を出さない」ことを目標に、事故や災害現場にかけつける。
第1話、発足記念式典の最中に、バスとトラックの衝突事故が発生したとの通報を受ける。チームは現場へと急行するが、バスのなかにはまだ多くの乗客が取り残されたまま。爆発の恐れがあると、東京消防庁のレスキュー隊隊長・千住(要潤さん)は現場の指揮を執るが、喜多見は命の危機に瀕した負傷者を救うために千住の指示を無視し、1人バスの中へ向かい、乗客の状態を見ていく。
運転席に挟まれて動けないトラック運転手の男性に緊急オペが必要と判断するやいなや、なんとその場でオペを開始。無事に成功するも、医師の常識を超越した喜多見の救命行為は、厚生労働省で問題視されてしまい、関係各所を集めた審査会が開かれることになる。