メジャーリーグ機構(MLB)は2021年7月4日(日本時間5日)、オールスターに出場する選手を発表した。エンゼルス大谷翔平選手(26)とマリナーズ菊池雄星投手(30)らが選出され、2人の出身校、岩手・花巻東高校はフェイスブックで「夢のような話です!」と歓喜のコメントを出した。
日本人選手では、すでにファン投票で選出されていた大谷に加え、菊池、さらにパドレスのダルビッシュ有投手(34)が選出された。花巻東高から同時に2人のオールスター選手を輩出したことにインターネットでは驚きと喜びの声が上がっている。
大谷はア・リーグDH部門でファン投票の1位で選出され、選手間投票では投手としても選出された。一方、花巻東高の先輩にあたりメジャー3年目の菊池は初めてオールスターに選出された。菊池は今季、先発として15試合に出場して6勝3敗、防御率3.18をマークしている。
「花巻東高校の共演がメジャーリーグのオールスターで...」
同じ花巻東高出身の先輩後輩が同時にメジャーリーグのオールスターに選出され、ツイッターでは「花巻東からオールスター選手が同時に2人も」「岩手から2人もメジャーのオールスターに選ばれるなんて」「大谷、菊池は岩手の誇り」「うれしすぎて涙が出そう」などの声が上がっている。
また、2人の出身校の花巻東高校は5日に公式フェイスブックを更新し、OBの快挙に喜びのコメントを寄せた。
「大谷翔平選手のオールスター史上初の二刀流出場!菊池雄星投手の初出場!花巻東高校の共演が、メジャーリーグのオールスターで実現することがあるんですか!夢のような話です!」
オールスター戦は7月13日(日本時間14日)にロッキーズの本拠地である米コロラド州デンバーのクアーズ・フィールドで開催される。