ハロプロ「25歳定年説」ついに破られる ファンに囁かれ10年以上...卒業年齢は「二極化」か

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「少し前のハロプロのような...」OG公演も開催中

   ハロプロでは新型コロナウイルス拡大のために、各グループ単独のツアーコンサートを未だ再開できていない状況にある。昨年にはJuice=Juiceの宮本佳林さんとアンジュルムの船木結さんの卒業コンサートが当初の予定から約6カ月延びた上で12月に日本武道館でようやく開催できた。

「コロナの影響もあるのかもしれませんが、25歳近いメンバーの去就も本当のところはどういう計画だったかはわかりません。しかし、定年説というのも結局一度も肯定されたことはなくファン側がささやき始めたことですし、一方でグループでのアイドル活動もいつまでもできるものではない。メンバーの皆さんそれぞれ(卒業や進路は)タイミングを計って考えていると思います」(ピロスエさん)

   コロナ蔓延下の20年夏以降、ハロプロでは各グループのシャッフルメンバーによるコンサートツアーを行っている。同時にM-line clubに在籍する元ハロプロメンバーによるコンサートツアー「M-line Special」が全国をまわって開催されているが、ピロスエさん曰くこれが「少し前のハロプロのようだと、当時の現役メンバーを応援していたファンからも思わぬ好評ぶりです。事務所もハロプロ現役でなくなっても活躍できる場を提供したいと試しているようです」とのことで、禍が転じて前向きな試みも始まっている。

   卒業・加入によるメンバーの入れ替わりや、研修生から正規メンバーへの昇格システムもハロプロが先駆者となって導入した。一方「アイドルの在り方も様々で、年齢・結婚・恋愛に寛容なグループも出てきましたが、ハロプロは今もスキャンダルには厳格で、それがアイドル界の名門らしさを保っている理由だと思います」ともピロスエさんは話した。

   ローティーンからアイドル経験を積むことが珍しくないハロプロでファンの側から自然発生的に生じた「25歳定年説」であるが、これまでの卒業タイミングからささやかれた偶然の産物で、俗説とは無関係にメンバーはハロプロ内外に活躍の場を求めてきたといえそうだ。

(J-CASTニュース編集部 大宮高史)

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