テレビ放送の調査・分析を行うニホンモニターは2021年7月1日、「2021上半期タレントCM起用社数ランキング」を発表。この中で、俳優の本田翼さん(29)がCM起用数15社で最多であることが判明し、視聴者の注目が集まっている。
本田さんといえば、10月からは自身が出演するドラマ「ラジエーションハウスⅡ」(フジテレビ系)が放送開始となるほか、私生活では6月24日に研修医の男性との交際が報じられるなど、まさに公私ともに順風満帆。発表を受けて、ネット上では今回の結果を当然視する声は多い。ただ、同時に「本田翼って何で人気なんだろ?」といった声が上がっていることも事実だ。
「ある意味、アクがなく...」
ニホンモニターの発表によれば、本田さんを起用した企業は次の通り。
アサヒグループ食品/アサヒビール/アマノ/エスエス製薬/カプコン/Game With/シック・ジャパン/ZOZO/ソフトバンク/テックウインド/ネイチャーラボ/東日本旅客鉄道/マンダム/明星食品/LIFULL
業種的に適度にばらつきが見られ、本田さんが「全方位的」にCMのオファーを受けていると言える。
今回の結果を報じたニュースに対して、「個性が強すぎないちょうどいい感じが受けるんだと思う」「ある意味、アクがなく、突出した個性が無いから使いやすいのでしょうね」といったコメントが付くなど、本田さんが良い意味で「無個性である」と判断した視聴者が少なからずいたことが分かる。
つまり、本田さんという芸能人の特徴をレーダーチャートで示すならば、文字通り、「突出した点がない」という図になるのだろう。確かに、これなら、「万人受けする」という要素を保つことができ、それはすなわち本田さんにオファーを出す企業が続出するという状況を作り出すことが出来るだろう。
「インドア派」「ゲーマー」の一面
ただ、「突出した個性がない」と、生き馬の目を抜く芸能界ではアッと言う間に埋没してしまいそうだ。しかし、実際には本田さんは埋没していないわけである。
本田さんといえば、本人はバラエティー番組でたびたびインドア派であることを公言。しかも、6月24日の熱愛報道では研修医の男性とオンラインゲームで知り合ったということで「巣ごもり愛」と報じられており、本人の言葉通りインドア派であることが「証明」された形だ。自身のユーチューブチャンネルでは、ゲーム実況をたびたびしている。
本田さんは幅広い業種のCMに起用されたが、Game With(ゲーム総合情報サイト)やカプコン(ゲーム「モンスターハンターライズ」)、テックウインド(ゲーミングチェア)などのCMは、本田さんの「隠れた魅力」が評価されたといえる。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)