井上尚弥への挑戦状なのか? リゴンドー、日本語の「意味深メッセージ」を突如公開

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   ボクシングのWBA世界バンタム級レギュラー王者ギジェルモ・リゴンドー(40)=キューバ=が2021年7月2日にインスタグラムを更新し、日本語でメッセージを発した。

   インスタグラムには練習の準備をしていると思われるリゴンドーの写真が添付され、日本語で「私たちは期待のレベルまで上昇するのではなく、トレーニングのレベルまで低下します」とのコメントが投稿されている。

    このメッセージの意味は不可解だが、日本語を使用していることから、対戦の可能性があるWBA、IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(28)=大橋=に向けてのメッセージであると推測される。

  • 井上尚弥(編集部撮影)
    井上尚弥(編集部撮影)
  • 井上の「対抗馬」リゴンドー(写真:AP/アフロ)
    井上の「対抗馬」リゴンドー(写真:AP/アフロ)
  • 井上尚弥(編集部撮影)
  • 井上の「対抗馬」リゴンドー(写真:AP/アフロ)

ドネアには「俺とお前で試合をしよう」

   WBAのレギュラー王者であるリゴンドーは当初、8月14日にWBO世界バンタム級王者ジョンリル・カシメロ(フィリピン)との対戦が決まっていたがキャンセルとなり、リゴンドーに代わってWBC王者ノニト・ドネア(フィリピン)がカシメロの対戦相手に選ばれた。

   ところが、ドネアは6月30日にツイッターでカシメロとの王座統一戦をキャンセルしたことを公表。カシメロの薬物検査問題やドネアの妻に対するカシメロの暴言を理由に試合をキャンセルした。

   当初、ドネアVSカシメロ戦の勝者が井上と王座統一戦に臨むと予想されていたが、ドネアが試合キャンセルの意志を表明したことで今後の展開は不透明になった。

   リゴンドーはドネアがSNSでカシメロ戦をキャンセルしたことを受け、6月30日のインスタグラムでドネアとの対戦を熱望。「へい、ドネア。俺とお前で試合をしよう」とドネアに対戦を呼びかけた。

   井上は4団体の王座統一を目指しており、WBCとWBO王座を狙っている。リゴンドーは井上と同じWBAのレギュラー王者で、スーパー王者の井上の「格下」ということもあり現状の見通しでは井上との対戦は厳しい。それだけに今回の日本語のメッセージは、井上に向けた「対戦オファー」なのかもしれない。

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