進退かかる横綱白鵬は「5日目までが勝負」 序盤つまずきは命取りか...黒星先行で場所中引退の例も

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稀勢の里は初日から3連敗で引退へ

   まさに背水の陣となる白鵬だが、過去の横綱はいかなる状況で引退を決意したのか。2000年以降に引退した横綱の中には、序盤でつまずき黒星が先行して場所の途中で引退を発表したケースもみられる。

   直近でいえば、稀勢の里が19年の初場所で初日から3連敗を喫し、4日目に引退を表明。3代目若乃花は00年春場所の5日目に栃東に敗れ2勝3敗となり、この相撲を最後に引退した。03年に引退した貴乃花と武蔵丸はともに中盤まで粘りながらも、貴乃花が初場所8日目に、武蔵丸は九州場所7日目の黒星が決め手となり千秋楽まで相撲を取り切ることなく引退した。

   懸念された右膝の状態が回復したとはいえ、実戦不足による不安は隠せない。果たして名古屋場所は白鵬の復活場所となるのか、それとも引退を決断する場所となるのか。史上最多44回の優勝を誇る横綱の進退をかけた戦いは4日に幕を開ける。

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