お笑いコンビ「ニューヨーク」が2021年6月29日、公式YouTubeチャンネルに公開した動画で、自分たちの知り合いを名乗ってファンの女性を食い物にする男がいたことを告発し、怒りをあらわにした。
YouTuber・コレコレの配信で、女性の告発を知る
29日に公開されたのは、「【ブチギレ】ニューヨークの名前を使って女を騙した奴を絶対に許しません【拡散希望】」と題した動画。その中で屋敷裕政さんは、ネットサーフィンをしていたところ、YouTuber・コレコレさんの配信で、とある女性ファンから自分たちに関連するタレコミがあったと話し始めた。
その女性ファンは、芸人と繋がりたい人同士が集うネットの掲示板で「有名な芸人と仕事をしていて、繋げることもできる」という人物と知り合い、連絡を取り合うようになったとのこと。
ある時、その人物から、「ニューヨークや見取り図との飲み会があるから」と誘われて指定のホテルに向かったところ、そこにはニューヨークや見取り図はおらず、待っていたのは、自称テレビプロデューサーの40歳程度で小太りの中年男性だったという。
ホテルに到着後、掲示板で知り合った人物に連絡すると、「その人(自称テレビプロデューサー)が芸人界隈の飲み会を仕切ってるから、気に入られるように頑張ってね」などと言われ、結局、女性は自称テレビプロデューサーと関係を持ち、最終的にはセクシー女優の勧誘まで受けてしまった、という。
「その騙したおじさんとしゃべりたいわ」
この一部始終を屋敷さんから聞いた、相方の嶋佐和也さんは「マジかよ...」「そんなことしてる人いるんだ」と驚きをあらわに。屋敷さんが「これはよろしくないです。ほんとに、俺は悔しくてよ」と、自称プロデューサーを羨ましがる一幕も。
さらに、嶋佐さんは「今こんなご時世なんですから、僕に直接DMをください!写真と免許証付きでください!」とアピールし、屋敷さんは自称プロデューサーに対して「お互い、コロナあけるまで我慢しましょって話!」と訴え。YouTubeの撮影スタッフから「そうじゃなくて、この動画は注意喚起だから...」とたしなめられていた。
最後に屋敷さんは「その騙したおじさんとしゃべりたいわ」と言い、「もしこれが犯人に届いたら、1回連絡ください」と呼びかけた。そして、概要欄には「おじさん用の連絡先はコチラ」としてメールアドレスまで乗せていた。
コメント欄には「悪いことをしてる奴を真っ直ぐに切らないところが非常にニューヨークらしくて好感が持てる」「屋敷さんの『悔しくて』が率直で好き」「概要さんにおじさん専用の連絡先あるの草」などの声が寄せられている。