鯉党「2年目ならしっかり采配してくれ」
8回はルーキー左腕・森浦大輔(23)に託した。ところが森浦が2死から崩れた。松原聖弥(26)に死球を与え、続くウィーラーを四球で歩かせた。2死1、2塁から丸佳浩(32)にセンター前にタイムリー、続く岡本に3ランを浴び逆転された。3点ビハインドの2死走者なしとなったところで、右膝手術明けのフランスア(27)を投入。今季初登板となったフランスアは3球で坂本勇人(32)をレフトフライに打ち取った。
打線の援護を受けながらも1点を守り切れなかった。インターネットでは佐々岡真司監督(53)の投手起用法に不満の矛先が向けられている。7回にバードをワンポイントで起用したことや、8回のピンチでの森浦の続投、2死走者なしからのフランスアの起用に対する疑問の声が上がっている。
ツイッターでは「8回は普通に考えてフランスアでしょ」「どんな意図があったのか全く分からない」「2年目ならしっかり采配してくれ」「バードは2球投げただけ」などの声が上がっている。
チーム打率はリーグトップの数字を残すものの、4点台のチーム防御率はリーグ5位。この日はリリーフ陣が踏ん張れずに痛恨の逆転負けとなった。借金は膨らむばかりで、5位DeNAとのゲーム差は1.5ゲームに広がった。不振にあえぐカープの浮上あるのか。30日の巨人戦は九里亜蓮(29)が先発のマウンドに上がる。