「フルーツ系」目立った上位
上位5位は次の通りだ。5位は「大阪 めっちゃ くだもんクリーム フラペチーノ」(400票)。大阪名物「ミックスジュース」からヒントを得たもので、バナナやりんご、桃、オレンジといったフルーツが使われている。4位は「宮城 だっちゃ ずんだ抹茶フラペチーノ」(444票)。宮城の郷土料理「ずんだ」の餡を抹茶クリームに合わせた。3位は「神奈川 サマーブルークリーム フラペチーノ」(473票)。「バタフライピー」のシロップを使い、神奈川の青い海と青い空をイメージさせる淡いブルーを描いた。
首位争いは白熱した。2位は「茨城 メロン いがっぺ クリーミー フラペチーノ」(489票)。県の特産品・メロンのシロップとホワイトチョコレートソースを合わせた。そして映えある1位は「埼玉 多彩玉 ストロベリー&シトラス フラペチーノ」(492票)。シトラス風味をベースにストロベリーソースを混ぜ合わせ、仕上げには青とピンクの2色のアラザンをトッピング。「多彩な魅力を持つ埼玉」をイメージした。2位の茨城とはわずか3票差だった。
上位に入ったフレーバーで目立ったのは「フルーツ推し」の傾向だ。1位の「埼玉 多彩玉 ストロベリー&シトラス フラペチーノ」、2位の「茨城 メロン いがっぺ クリーミー フラペチーノ」、9位の「山形 好きだず ラ・フランス フラペチーノ」(327票)、11位の「群馬 だんべぇ ヨーグルト マンゴー フラペチーノ」(284票)は、いずれも特定のフルーツをプッシュ。
5位の「大阪 めっちゃ くだもんクリーム フラペチーノ」、6位の「福島 いろどりフルーツだっぱい フラペチーノ」(381票)、12位の「岡山 でーれー フルーツ サンシャイン フラペチーノ」(280票)など、フルーツの複数活用をアピールした県も上位に来た。
また、埼玉(人口5位)、神奈川(人口2位)、大阪(人口3位)など比較的人口の多い都道府県が上位に来た。その一方で、人口1位の東京「オリジン コーヒー ジェリー キャラメル フラペチーノ」(15位)、人口4位の愛知「でらうみゃ あんこコーヒー フラペチーノ」(17位)、人口9位の福岡「八女茶やけん フラペチーノ」(30位)など、人口のわりに伸び悩んだ都県もあった。