巨人「首位奪取」は時間の問題か 「監督の能力では明らかに...」懸念される矢野采配

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思い出される13年前の「メークレジェンド」

   巨人は北京五輪が開催された08年に首位を快走していた阪神の最大11.5ゲーム差を夏場の猛追でひっくり返し、「メークレジェンド」を成し遂げた成功体験がある。

   当時も指揮をふるっていた原監督は自信があるだろう。一騎打ちの展開になれば、心理状態も巨人が有利に働く。阪神との対戦成績を紐解くと、12年から9年連続カード勝ち越し。昨年も開幕3連勝を飾るなど16勝8敗と大きく勝ち越している。

   巨人が追いつくか、阪神が再び突き放すか。矢野監督が「我慢の采配」を続けるのかがペナントレースの行方を占う上で、大きなポイントになりそうだ。(中町顕吾)

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