俳優の吉沢亮さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「青天を衝け」の第20話が、2021年6月27日に放送され、週ごとにさまざまな活躍を見せるキャスト陣に対し、視聴者からは「顔面最強大河」の呼び声が高まっている。
「新選組」土方歳三と意気投合
大河ドラマ60作目。主人公は「日本資本主義の父」こと新一万円札の顔としても注目される実業家・渋沢栄一(吉沢さん)で、2015年後期朝ドラ「あさが来た」で知られる脚本家・大森美香さんのオリジナル作品となる。幕末から明治と、時代の大渦に翻弄され挫折を繰り返しながらも、近代日本のあるべき姿を追い続けた生涯をエネルギッシュに描く。
第20話「篤太夫、青天の霹靂」で、第14代将軍・徳川家茂(磯村隼斗さん)が亡くなり、慶喜(草彅剛さん)が第15代将軍に。あれほど毛嫌いしていた幕臣に自らがなってしまい、失意に陥る栄一だが、ある日謀反の疑いのある人物の捕縛を命じられ、「新選組」土方歳三(町田啓太さん)たちを護衛につけ遂行する。
その後、土方と語り合うと偶然にも共に武州の百姓家の生まれであることが判明し意気投合。武士としての生き様や考えは異なれど、日本を想う熱いい気持ちは同じ。2人は一気に距離を縮め、「いつかまた会ったときに恥じぬよう、俺もなるたけ前を向いて生きてみることにすんべ」という栄一に、土方も「生きる...、か。いつか必ず」と再会を誓い、笑みを交わして別れるのだった。
次々と登場する新たな俳優に「イケメンエレクトリカルパレード」
前回(6月20日)の放送では、2015年度後期の朝ドラ「あさが来た」で人気を集めた俳優のディーン・フジオカさん演じる「五代様」こと五代友厚が登場。また、来週は、パリ万博に参加する慶喜の弟・昭武(板垣李光人さん)の随行で、栄一はフランスへ。その際、志尊淳さん演じる外国奉行支配・杉浦愛蔵や、犬飼貴丈さん演じる福地源一郎らが出演する。
次々と展開する物語に比例して、次々と登場する新たなイケメン俳優陣。演技力は言わずもがな、華やかな出演者たちに対し、視聴者からは
「顔面最強大河といっても過言では無い気がしてきた」
「五代おディーンといい土方啓太といい主役のみならず脇までかっこいいの揃えてて毎週眼福」
「主演の吉沢亮さんはじめ本当にイケメン揃いの大河ですが 何より皆さまお芝居が素晴らしい」
「今回の大河まじでイケメンエレクトリカルパレードなんだよな」
などと反響を呼んでいる。