俳優の阿部寛さんが主演を務めるドラマ「ドラゴン桜」(TBS系)最終回が2021年6月27日に放送され、俳優の長澤まさみさんのリアルすぎる涙シーンが話題になっている。
山Pにガッキー、前作生徒役総出演で視聴率20%超え
ドラマは、週刊漫画誌「モーニング」(講談社)で連載された三田紀房さんによる「ドラゴン桜2」を原作に実写化。主人公は、偏差値30台の落ちこぼれ高校から東京大学合格者を輩出する元暴走族の弁護士・桜木建二(阿部さん)で、2005年に放送されたドラマ「ドラゴン桜」から15年後を描いた続編だ。
※以下、ネタバレを含みます。
最終話「東大受験&買収劇W大逆転完結! 涙の合格発表!」で、龍海学園高校の東大専科メンバーの合否が明らかに。結果は、7人中5人が合格。不合格となってしまった生徒・早瀬(南沙良さん)は、大学入学共通テスト利用で合格した青山学院大学への進学を決め、藤井(鈴鹿央士さん)は目標の東大に再挑戦するため留年の道を選択する。
最終回は、続編レギュラーの長澤さんに続き、「最強助っ人」として、俳優の小池徹平さん、中尾明慶さん、紗栄子さん、そして山下智久さん(声のみ)、新垣結衣さんという、前作の生徒役が続々と登場し、揃い踏みとなった。サプライズ出演に、SNSは大盛り上がりし、平均世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は前回から大幅5.0ポイント増で20.4%を記録。新シリーズの番組最高を更新し、有終の美を飾った。
「長澤まさみの涙がどうしても演技に見えへん」
そんななか、注目を集めたのが長澤さん演じる、桜木の元教え子で弁護士・水野直美が見せた涙。卒業式の日、いつも通り教壇に立った桜木は、これから新しい生活が始まる生徒一人一人に向けて、温かいメッセージを送る。そして最後に、桜木は隣に立つ水野に目をやり、「バカがつくほどお節介で、お人よしで、困ってる人間をほっとけねえ。情に厚く、仲間想いで、大昔に受けた恩をいつまでも大切にしている」とし、「水野、どうもありがとう」と頭を下げる。すると水野は、涙をこらえきれず嗚咽し、表情を崩しながら「先生...」と言葉にならない様子だった。
どんなときも桜木と二人三脚で歩んできた水野。前作に引き続き、阿部さんとの絆を感じざるを得ない「演技を超えた涙」に対し、視聴者からは
「長澤まさみの涙、最初は演技やったけど桜木が御礼言った後の涙は、ガチ泣きっぽい気がした」
「長澤まさみちゃんがやっぱりすごい。 卒業式の水野の涙は本物だよなぁ」
「長澤まさみの涙がどうしても演技に見えへん なんか阿部寛の言葉に涙が溢れてしまったように見えちゃう」
「水野宛のセリフってアドリブ? ってくらい、長澤まさみが泣いてるね」
などと、大きな反響を呼んでいる。