「なこちゃんが入口となって...」メンバーも驚いた客層の変化
矢吹さんの誕生日を祝う「生誕祭」イベントは、その前日の6月26日の劇場公演で行われた。矢吹さんが劇場公演でパフォーマンスするのは18年9月10日以来、約2年9か月ぶりだ。IZ*ONEの活動を通じて矢吹さんを知り、初めて劇場に足を運んだ人も多かったようだ。矢吹さんがあいさつの中で、
「多分、劇場公演に初めて来て下さる方もいると思うんですけど...。いますか?」
と、観客に挙手を求めると、その多さに矢吹さんは「おおー!」。IZ*ONEとHKT48ではパフォーマンスの種類も大きく違うが、矢吹さんは
「今までで初めて見る光景だと思うんですけど、皆さんに劇場公演に立っている姿も見ていただけることができてすごくうれしいし...」
「メンバーもファンの皆さんも温かく迎えてくれて本当にうれしかったし、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます」
と呼びかけた。
「新規」のファン以外に、女性ファンも多く劇場に足を運んだようだ。劇場公演に出演していた豊永阿紀さん(21)はブログで次のように綴り、ファン層の広がりに驚嘆していた。
「女性のお客様がすごく多くてね、はじめて劇場に来てくださった方も多くて、なこちゃんが入口となってこうして、たくさんの方に見ていただけてるっていうことが本当にすごいことだと思うし、感謝というと変なのかもしれないけど、なこちゃんのその2年半に敬意と感謝が尽きません」
矢吹さんはあいさつの中で、
「今年の、20歳の1年は、もっともっと、いろいろな面で幅広く活躍できるように、これからも努力をたくさんして、ちょっとでも皆さんの前に出るように頑張りたいと思います。20歳の奈子も応援よろしくお願いします」
と意気込んだ。矢吹さんは7月4日深夜(5日未明)報道のローカルバラエティー番組「HKT青春体育部!」(KBCテレビ)に出演予定。決意どおり、HKT48のファンの前で活躍する機会が増えそうだ。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)