張本氏、メジャー選手に苦言「下手だね」 走塁ミスに「日本ではリトルリーグでも...」

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   野球評論家の張本勲氏が2012年6月27日、「サンデーモーニング」(TBS系)にリモート出演し、メジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平投手(26)のセーフティーバントに苦言を呈した。

   大谷は25日(日本時間26日)のレイズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。初回の第1打席でメジャー初となる先頭打者本塁打を放ち、今季通算24本目をマークした。

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メジャー選手の凡ミスに「喝」

   1点ビハインドの3回には無死2塁の場面でセーフティーバントを成功させチャンスを広げた。大谷は左腕フレミングの2球目を1塁前に転がし安打をマーク。無死1、3塁とし、得点機会を演出した。

   張本氏は大谷のセーフティーバントに対して「やっぱりホームランの打てるバッターだから2回目のバッターボックスでセーフティーバントをなんでやる。今はまだ(打率が)2割7分打ってないんだから3割届かないよ。それなら次のバッターボックスでもホームランを狙って欲しいわね」と持論を述べた。

   また、番組で紹介されたメジャーリーガーの「凡ミス」に張本氏が「喝」を出す場面もあった。

   24日(日本時間25日)に行われたインディアンス対ツインズ戦の6回。インディアンスのロサリオ外野手が2盗を試みた。捕手の送球はワンバウンドとなりセンター方向に転がった。ボールを取りそこなった遊撃手がすぐにフォローし、ボールを拾い上げて2塁に送球。ベースを少し回っていたロサリオはボールから目を離しゆっくり帰塁したところをタッチアウトとなった。

張本氏「アメリカの選手は走るのが下手だね」

   このプレーに対して張本氏は「喝」を出し、「アメリカの選手は走るのが下手だね。打って投げるだけかな。走者になったら2つは頭に入れておかなくちゃ。アウトカウント、野手の動き。ボールから目を切ったらどうしますの。日本ではリトルリーグでも絶対そんなことしないわ」とバッサリ切り捨てた。

   さらにメジャーリーグで不正投球の取り締まり強化のため今月21日から粘着物質の検査を実施したことに関して張本氏は「アメリカの野球協会には野球を知ってる人がいるのかな」と疑問を投げかけ持論を展開した。

   張本氏は「だいたいアメリカの野球はね、日本のボールよりもちっと大きいのよ。よく滑るんですよ。滑るから松脂とかそういうものをつけるんですよ。ですからやるならボールを変えてほしい。滑らないようなボールを作ればいい。今ピッチャーをいくら調べてもダメですよ。今度はキャッチャーがつけるから」と熱く語った。

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