「味だけで勝負して結果を出してやる」 バイトAKB出身24歳店主・梅澤愛優香が突き進むラーメン道

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一度決めると突き進んじゃうタイプなんです

――コロナ禍で飲食店は大変だと思います。2020年8月、鎌倉につけ麺店「中華蕎麦 沙羅善(さらぜん)」をオープンした際、SNSに宣伝をしたら「鎌倉に人を呼ぶな」と言われたそうですが、様々なお客さんへの対応に苦労もされておられるのですか?

梅澤: 経営する3店は、コロナ禍でも休業はしておらず、国の要請に従って時間短縮やアルコールの提供などにも徹底して営業を続けています。お客様や色々な方々からのお声についても真摯にお答えするようにしております。また鎌倉のお店については物件が決まっていたのはコロナ発生より前でしたので、私も決めたからには、新しい鎌倉の名物にしたいという気持ちがあり開店に向かって突き進みました。

――業界では、「ラーメンの鬼」と知られた支那そばやの店主、故・佐野実さんの妻しおりさん、とみ田店主や、芸能界では、YOSHIKIさんや篠田麻里子さん、と知己も多いようですが、今後人脈を生かすなどして、こんなラーメンや店を作りたいなどはありますか?

梅澤:もしそういう方々とやりたいことが共鳴したり、タイミングが合ったりすれば、ぜひ一緒に何かできたらともちろん思っております。YOSHIKIさんについては、フランスの有名な醸造家の方とワインのプロデュースをしており、そのワインをお店でお出ししています。お店の展望については、今ある3店舗をずっと愛されるように根付かせていくことを考えていますので、大きな事業展開は考えておりませんが、近日で言えば、8月には「中華蕎麦 沙羅善」の奥に客席スペースがあるので、そこで新しくお蕎麦を提供しようと思っています。鎌倉という地に合わせたお蕎麦を作りたいと思っています。一度決めると突き進んじゃうタイプなんですが慎重でもあるのでしっかり、ゆっくりと自分の身の丈に合う進み方をしていきたいと思っています。

――最後に皆様にメッセージはありますか?

梅澤:皆様、いつも応援ありがとうございます。私は日々お客様に喜んで頂くためにラーメンと向き合い味作りに精進しております。お店の近くへお越しの際には是非ともお立ち寄りくださいませ。

梅澤愛優香さん プロフィール
うめざわ・まゆか ラーメン店主。1996年、神奈川県大和市生まれ。藤沢市内の高校3年のときに、250倍のオーディションを突破し、バイトAKBのアイドルとして活動。その傍ら、総菜調理のアルバイトをしながら、独学でラーメン作りに励み、高校卒業後は、元アイドルの友達を社員として招き開業準備を進めた。20歳になった2017年9月、バイトなどで得た330万円の自己資金を元に、地元で現在の「麺匠 八雲」大和店をスタート。18年10月には、東京都葛飾区内で「麺匠 八雲」本店をオープンさせた。20年8月には、北鎌倉につけ麺店「中華蕎麦 沙羅善」を出し、現在は3店を経営している。趣味は、食べ歩きに旅行やディズニーリゾート巡り。


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