「ウマ娘」ではどう描かれた? 宝塚記念「メジロ家」3連覇のウラにあった濃密ドラマ

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「ウマ娘」ライアンとマックイーンも宝塚でクロスする

   では、ウマ娘でのメジロ家はどう描かれているのだろうか?

   まずは1991年の宝塚記念だが、ゲーム内でのイベントでメジロライアンはシニア級での春のファン感謝祭で自ら主役となっていく決意をもち、マックイーンからライアンはジャンヌ・ダルクだと評されるシーンがある。

   天皇賞春でマックイーンと真っ向勝負し、迎えた宝塚記念。レース前のイベントではトレーニングによって自信を得たというライアンに対し、マックイーンは「完成されたメジロには――距離の壁などないことを」と話し、距離など関係ない「獲るか獲られるか」の勝負となることが説明される。

   ライアンで宝塚記念を制すると、マックイーンから「中距離は任せる」と聞かされるが、続けて「2人共が力を発揮できる距離がありますけれど」と、2200mの宝塚記念と3200mの有馬記念の中間である天皇賞(春)での再決戦へ話が進んでいく。史実のライアンにとって初G1制覇となった宝塚記念が、その後へ主役の一人として展開していく転機ともいえるイベントだ。

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