女優の黒柳徹子さん(87)が、「ウサ耳」姿を披露した。
同時に、およそ60年前に収録したという「ピーターラビット」の読み聞かせ音声を公開し、「徹子さんも絵本も素敵すぎる」などと反響を呼んでいる。
「穢れてない頃の声だと思います」
黒柳さんは2021年6月24日、ウサギのイヤーカチューシャを着用した自身の写真をインスタグラムに投稿した。全体に草花があしらわれた服も相まって、全体的にメルヘンチックを印象も受ける一枚だ。
黒柳さんは投稿で、写真で手にしている童話絵本「ピーターうさぎ」について、
「60年前はピーターラビットのことを、『ピーターうさぎ』って言ってたのよ!」
と、誕生から100年以上経つロングセラー絵本の「ピーターラビット」だと説明した。そして、
「私は、当時、絵本の付録のソノシートで、『ピーターうさぎ』の声をやりました」
と紹介した。
「ソノシート」とは録音盤のひとつで、音質はレコード盤に劣るものの、比較的安価で薄型なことから、かつて絵本や雑誌の付録に多く用いられていた。
同時に投稿された動画では、「芸能界に入ったばっかりの頃」に収録したという、黒柳さんの「読み聞かせ」音声を聞くことができる。黒柳さんは、声色を使い分けながら絵本「ピーターうさぎ」を朗読する20代頃の自身を、
「初めの、穢れてない頃の声だと思いますと懐かしくも思います」
と振り返った。投稿では、25日から公開される映画「ピーターラビット2/バーナバスの誘惑」も紹介していた。
コメント欄には、
「当時のもの、聴けて嬉しいです!」
「徹子さんも絵本も素敵すぎる」
「ウサ耳、とてもチャーミングで可愛いです」
「徹子さん、おとぎの国のウサギの妖精みたいで可愛い」
などの反応が寄せられている。