英語では歴史問題、原発事故問題を強調
ただ、華氏がツイッターで日本について発信する機会は、日本語よりも英語の方が多い。内容も日本語とは大きく違う。最新の6月24日のツイートこそ、
「パンダのシャンシャンに双子のきょうだいができました。良いニュースですね!この愛らしい双子が、日本の人々にさらなる喜びをもたらしてくれることを願っています」
などと日本語同様にパンダ誕生を祝う内容だが、その前の6月16日のツイートでは
「抗日戦争中、何千人もの若者が延安にやってきました。彼らは洞穴に住み、国を救うために24時間体制で勉強しました」
と抗日戦争に言及した。東京電力第1原発の処理水放出問題をめぐる内容も多い。4月27日には
「福島の廃水を海に放出することが『唯一の選択肢』だとする日本政府の主張は、まだ精査されていません。日本の原子力専門家は、他にも現実的な代替案があるとして、この決定に反対する理由を説明しています」
と、日本政府の判断を非難。4月19日には、ゴジラシリーズの多くで、ビキニ環礁での原爆実験による放射能を浴びてゴジラが誕生したという設定になっていることを念頭に
「日本は福島の核汚染水を太平洋に放出してゴジラを生み出そうとしているのですか?」
と皮肉った。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)
シャンシャン、お姉さんになったね。おめでとう!
— Hua Chunying 华春莹 (@SpokespersonCHN) June 23, 2021
妹かな、弟かな、みんな楽しみにしているよ。
双子のきょうだいが日本の皆さんにたくさんの楽しみを届けてくれると嬉しいですね。 pic.twitter.com/rYmUF0zJs7