手足に力が入らなくなる「ギラン・バレー症候群」を発症し入院していた筋肉系ユーチューバー・芳賀セブンさんが2021年6月22日、退院を報告した。
しかし、「完治したわけではない」といい、今後も治療を続けていくとする。
「筋肉がない人が僕と同じくらいの症状になっていたら5メートル歩けるかどうかかな?という感じ」
6月10日にSNSでギラン・バレー症候群の診断を受けたと発表し、入院生活を続けていた芳賀さん。22日にユーチューブで「みなさん、ご心配をおかけしました、僕は元気です。明日退院します」と報告した。
視聴者から病気の具合を問われると、「普通の生活が送れるかどうかが退院の基準になっていて、普通の生活なら送れるだろうとのことなので退院が決まりました」「完治ではないです」と答えた。入院時は未開封のペットボトルキャップを開けることさえ困難だと説明していた。
ギラン・バレー症候群について「大した病気じゃないんだなと思う人いるかもわかんないけど、普通に結構やばい病気なので。ただ薬で症状が軽めに抑えられたというのと、僕の回復力がよかったというだけで、本当はすごい大変な病気なので」と話し、
「お医者さんによると僕の症状(の重さ)は低から中程度だけど、筋肉がない人が僕と同じくらいの症状になっていたら5メートル歩けるかどうかかな?という感じだと思いますと言われたので、筋肉が助けてくれていたんですね。スタスタというほどじゃないけど普通に歩けたので、筋肉鍛えていてよかったなと思いますね」
と病気の恐ろしさを伝えた。
「綺麗事は言えない、人の活躍見ると悔しいよね」
10日のユーチューブ動画では「今年はね、ボディビルの大会は辞退せざるを得ない状況になってしまいました」と説明していたため、大会関連の質問をする視聴者も少なくなかった。芳賀さんは時折言葉を詰まらせながら、
「昨日の夜は(精神的に)病みましたよね。昨日の夜は横浜オープンで俺がでるはずだった大会なのに、俺が出てなくて、みんな楽しそうな写真だったり動画だったり『成績出しました』っていう(インスタグラムの)ストーリーを見ると気持ちが結構やられますね」
「(優勝者に)おめでとうございますと言いましたけど、悔しい気持ちの方が上回るよね、これが正直な気持ちです。綺麗事は言えない、人の活躍見ると悔しいよね」
と心境を明かした。今後の出場は「今は考えていません。来年よりも明日の生活なので、そんな先のことは考えられないです。良くなったら出たいです」としている。
今後も闘病生活が続く。芳賀さんは「僕は回復できると信じています。ギラン・バレーざまあと言いたいです」と前を向いた。