これまでは駅係員が見抜いていたが...
京急電鉄は22日のJ-CASTニュースの取材に、北品川駅は数年前から「受け子」による詐欺の現金受け渡し現場に使われることがあった、と説明する。駅係員に対し公衆電話の問い合わせをしてくる利用者がおり、事情を聴いていると特殊詐欺の被害者であることが発覚、警察に連絡する事例がたびたびあった。
駅係員の経験で詐欺か否かを見抜いていたが、昨年の新型コロナウイルスの感染拡大以降、同駅では窓口業務を休止して駅事務室内での勤務を行っている。そのため代わりに詐欺を未然に防ぐ手立てとして、係員の考案でこの張り紙を掲示した。警察に掲示することを連絡した上、承諾を得て6月12日から掲示している。
京急線内でもこの張り紙は北品川駅のみの掲示で、前述のように詐欺の現場になってきたための措置だという。