マイナーでも滅多打ち、巨人「出戻り」山口俊は日本球界に通用してしまうのか

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   プロ野球巨人の山口俊投手(33)が2021年6月23日のDeNA戦で日本球界復帰後初のマウンドに上がる。

   今季、米メジャーリーグのジャイアンツ傘下3Aサクラメントに所属していた山口は2日にインスタグラムで帰国することを報告。10日に古巣巨人と契約したことが発表され、2年ぶりの日本球界復帰が決まった。

  • 山口俊投手(写真:AP/アフロ)
    山口俊投手(写真:AP/アフロ)
  • 山口俊投手(写真:AP/アフロ)

地方ではめっぽう強く防御率1点台

   エース菅野が戦線離脱するなかで、先発の柱として期待がかかる山口。米国から帰国し、2週間の自主隔離期間を経て20日に2軍の練習に合流したばかりで、実戦での調整なしでのぶっつけ本番となる。

   23日のDeNA戦は富山で開催される。データで見ると山口は地方での試合で数字を残しており、巨人に移籍してからは地方球場で6試合に登板し5勝1敗、防御率1.29をマーク。その一方で、実戦調整なしの1軍先発はケガのリスクもありチームとして大きなカケになりそうだ。

   巨人在籍時の19年には26試合に登板し、15勝をマークするなどリーグ優勝に大きく貢献。19年オフにポスティングシステムで巨人からブルージェイズに移籍するも結果を残せず、リリーフとして17試合に登板し2勝4敗、防御率は8.06。今季3Aでは5試合に登板して0勝3敗、防御率6.17の成績だった。

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