お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおさんが、プロ野球・楽天ファンから歌手のファンキー加藤さんと並んで「負の象徴」として扱われていることに「冗談じゃないわ!」とツッコミを入れている。
2021年6月20日のオリックス戦では始球式にサンドウィッチマンが登場したが、試合は0-3で楽天が敗戦。試合後にはファンキー加藤さんがライブを行っていた。
「ファンキー加藤さんはまだしも、俺らの観戦勝率はまぁまぁ高いはず」
試合は東日本大震災を風化させないための取り組み「がんばろう東北シリーズ」として、楽天生命パークで開催された。伊達さんは試合後にブログを更新し、大事な一戦で始球式を任されたことについて、「非常に光栄であり、楽天球団から認めて頂いてる証でもある」と感慨を書いた。同時に「この試合、パ・リーグ首位攻防戦でもあり...首位のイーグルスに僅差で迫るバファローズというピリピリした試合」と緊張感をつづっている。
一方でこの日、同じく参加していたファンキー加藤さんを「楽天イーグルス、球団公認の敗戦処理シンガーのファンキー加藤さん?笑 これまで、5回行われたファンキー加藤さんのライブ...何故か不思議な事に、全て負け試合後に開催。。いつからか、敗戦処理シンガーの名を欲しいがままになった」と冗談を交えながら紹介。さらに「我々サンドウィッチマンも...観戦に来たら負ける...という負の象徴みたいに言う人がいる。。」と自分たちも同じように扱われることがあると明かした。
それには不満があるようで、伊達さんは「冗談じゃないわ! 観戦に行ってなくても負けるじゃねーか! ファンキー加藤さんはまだしも、俺らは頻繁に試合を見に行ってて勝ち試合も何度も見たし!」と反論。「こないだの神宮球場での交流戦*ヤクルト戦も観戦して勝ったし! 則本っちゃん(編注:則本昂大投手)のヒーローインタビューを目の前で見たし! ファンキー加藤さんはまだしも、俺らの観戦勝率はまぁまぁ高いはず」と自分たちが観戦した勝ち試合を具体的に挙げた。
しかし、必ずしも否定はできないようで「ただ、始球式をした日はどうだろう。。なかなか負けてるかも。。ファンキー加藤さん程ではないが。。」と直前の文とは打って変わり、弱気なさまを見せた。
「今じゃ、イーグルスファンからも...」
たびたび引き合いに出されているファンキー加藤さんだが、「加藤さんと会うと、お互いに『ちょっと!負けちゃうから来ないで下さいよ!』の言い合い。笑」と仲の良さをうかがわせた。
楽天ファン歴が長い伊達さん。自身に向けられる視線に「以前は、イーグルスファンも我々を勝利を男神だって言って喜んでくれてたのに。。今じゃ、イーグルスファンからも『あぁ...今日サンドウィッチマン来てるんだ...ヤバいな。。』って言われる始末。冗談じゃないっつーの。ファンキー加藤さんじゃないんだから」とツッコんで笑いを誘った。
始球式ではオリックスの福田周平選手に打たれてしまい、「毎回、打たれる。毎回だ。チクショウ!! でも、ありがとう!福田周平選手!笑」と悔しさをにじませながらも、感謝を伝えた。それと同時に「次は打たれないぞー! 打てるもんなら打ってみろってんだ!」と意欲的な態度も示した。
試合は楽天の負けに終わったが、楽しく観戦したようだ。伊達さんは、ブログの最後に「また、見に行こーっと。ファンの皆さん、来ないでっていわないでね。笑」とお願いした。