お笑いコンビ「デンジャラス」ノッチさんが、2021年6月21日放送の「人生が変わる1分間の深イイ話×しゃべくり007合体SP」(日本テレビ系)に出演。7歳の次女が発症した「原因不明の病」について告白し、反響が広がっている。
皮膚病「異汗性湿疹」とは
次女の身に異変が起きたのは4年前、彼女が当時3歳のころ。手や足に小さなぽつぽつとした水ぶくれのようなものができ、激しいかゆみを伴うという症状が出たという。
妻は当初、あせもや手荒れかと思っていたが、かゆみのせいで毎晩1時間ごとに起きてしまう日々が続いたため、病院へ。様々な医療機関を回り、「異汗性湿疹(いかんせいしっしん)」という病だと判明した。
人にうつることはないが、水疱ができる原因はわかっておらず、未だ治療法が確立されていないことを知り、妻は「『一生これが続くの?』『なんで、うちの子が...』って思いますよね」とショックを受けてしまう。
水疱が割れ、皮がむけてしまう手足。鉄棒など強く握ることはできず、ひどいときは鉛筆を持つのも厳しいという状態。現在は、かゆみ止めを塗りながら、「イオントフォレーシス」と呼ばれる多汗症患者に向けた治療法を続けているそうで、静電気のような痛みを伴う治療を懸命に受ける姿が放送された。
また、寝ている間に掻いてしまわないように、妻お手製のかわいらしいミトンをつけて就寝するという対策も紹介された。
「病気をテレビで取り上げるのは、知らない人への認知になる」
ノッチさんは病院の付き添いのほか、「少しでもよくなれば...」と肌に良いとされるスッポンを自ら調理するなど、次女のために何かできることはないかと模索。そんな父に対し、次女は手紙で
「お父さん、いつも誰かの応援団だね。私が初めてマラソン大会出るときも必ず家族全員で頑張ったよね。この家族のリーダーはお父さんです。お父さんが何かに頑張っていたら、かっこいい。治療痛いの頑張るからね。いっぱい応援してください」
と感謝の気持ちを伝えていた。
視聴者からは、あたたかいノッチ家に感動の声が続出する一方で、「異汗性湿疹」という病についても大きな反響が。
「ノッチの娘さんが異汗性湿疹だというのを知って、まんま俺やんてなった。自分が原因不明の難病というのを10年越しに知ることに...」
「息子も同じ(病気)。なかなかこの病気って分からず、いくつも皮膚科変えた。毎日薬塗って。酷いと指先は皮が剥けて真っ赤。最近はコントロール出来ていい感じだけど、爪もボロボロだよ」
「私も高校生までなってました。 汗っかきであがり症だったから、手汗がすごくて、登校から下校てまで汗が止まらなかったんですよね。ストレスもあったのかな」
「大人でもこの痒みのせいで殺してくれ! ってなるのにノッチの娘さんすごいなぁ」
「わたしも同じ(病気)。少しでもおちつくといいね。わたしもちょっとは症状おちつくといいな」
「こうやって病気をテレビで取り上げるのは、知らない人への認知になるからね。 名もなき症状が病気と分かると安心するよね。ありがとうノッチの娘さん!」
などと、さまざまな声があがっている。