「半沢直樹」での役が布石に?
しかし、売却を巡る緊急理事会で、まさかの賛成派が多数であることが判明。すると、反対派側の席についていた教頭・高原(及川光博さん)が突然立ち上がり、「あちらの方は、僕の意見に賛同してくれたんだ。アハハ!」と高笑いをし、「ぼくはずっと前からあなたのことが嫌いでした」「もうこの顔を見なくて済むと思うと清々します」と久美子に向かってウインクした。
「あなた最初から裏切ってたの?」という久美子の問いに、高原は笑顔で「はい!」と返事をし、「水野先生、お役御免です。御免です! おやすみなさ~い」「騙された方が悪いぞ」などと茶化した口調で主張。学園売却問題は、あらぬ方向へと進んでしまうのだった。
高原を演じる及川さんといえば、同じTBS系「日曜劇場」枠で13年、20年に放送された大人気ドラマ「半沢直樹」で、主人公・半沢直樹の相棒兼情報通として、さまざまな局面をともに乗り切って来た渡真利忍役のイメージが、視聴者には色濃く残っているようだ。
「半沢」では最後までただの一度も裏切り行為をしなかった彼が、「ドラゴン桜」では主人公たちを華麗に裏切る役を務めたとあって、視聴者からはツイッターで
「ミッチーって半沢ではヤバそうで実は良い人、みたいな役回りだったけど、こっちではその逆でしたかー」
「半沢でミッチーに絶大な信頼を寄せてしまったのがいけなかったんだが、ミッチーはだいたい裏切る側ってことを忘れていた」
「ミッチーのこと半沢の気分で見てたからマジで仰天しすぎて眠気飛んだ」
「半沢臭を漂わせ視聴者にミッチーが味方だと安心させたところで大どんでん返し。全てが今日のための伏線だったな」
「半沢呼んでこい!!!!」
などと、半沢ファンの間でも大盛り上がりとなっている。