「悔しかった」指原莉乃が泣いた理由 宮脇咲良&兒玉遥「涙の共演」が生まれた背景

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「ずっとずっと一緒にここで戦ってくれて、HKTを引っ張ってくれて...」

   そんな兒玉さんに対して宮脇さんがかけたのが、

「横にいる、はるっぴを久々に感じたときに、長い間一緒にステージには立てなかった期間はあったけど、今日来てくれて本当にうれしかったし、ずっとずっと一緒にここで戦ってくれて、HKTを引っ張ってくれて本当にありがとう」

という、ねぎらいの言葉だった。兒玉さんは

「卒コンをやっていなかったので、ちょっと変かもしれないけど、あいさつができて、悔いなくこれからも頑張れます」

と応じ、終演後に改めてツイッターに感謝の言葉を書き込んだ。

「メンバーにもHKT48のファンの皆さんに最後のご挨拶をできていなかったのが心残りで悔いが残っていたので今日の景色を見られて本当に幸せだっだ(原文ママ)10年間本当にお疲れ様。ずっとずっと私にとって特別な存在だよ!」

   指原さんが「やけに最終回っぽいメンバー」と口走ってしまったように、かつてのスリートップがグループを離れることで、グループは大きな節目を迎えている。この点は宮脇さんも意識しているとみられ、6月14日にHKT48が「CDTV ライブ! ライブ!」(TBS)に過去のヒット曲で出演した際には、番組スタッフに「HKT、新曲もすごくいい曲なので、またお願いします」と売り込んだ。

   これをステージ上で明かしたのが、同期で親友でもある村重杏奈さん(22)。反省の弁まじりに宮脇さんを

「同期として、村重は、やっぱりそういうことができなかったから、すごい尊敬するし、友達としても大好きだし...」

とたたえると、宮脇さんも村重さんのグループへの貢献をたたえた。

「村重がHKTに与えてくれている力は本当にすごいとことだと思うから、いつもみんなのために頑張ってくれてありがとう」

   今後に向けた意気込みを語ったのは田中美久さん(19)。終演後の幕が下りた状態で行う「影アナ」と呼ばれるあいさつで、

「さくちゃんが卒業するのはさみしいんですが、さくちゃんの背中を見て学んだことをこれからのHKTにつなげていけるように、みんなで力を合わせて頑張ります!」

と誓っていた。

   宮脇さんの今後をめぐっては、韓国の大手事務所移籍など様々な観測が報じられるが、現時点でははっきりしない。6月27日に卒業後のイベントとして西日本シティ銀行HKT48劇場(福岡市中央区)で開かれる「壮行会」で、宮脇さん本人が説明する可能性もある。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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