「悔しかった」指原莉乃が泣いた理由 宮脇咲良&兒玉遥「涙の共演」が生まれた背景

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「やけに最終回っぽいメンバーになっちゃったけど...!」→「最終回ではないから...」

   それだけに、特に18年のマリンメッセコンサートは、指原さんにとって悔いが残るものだった。今回のコンサートで、指原さんが「やっぱりマリンメッセ、咲良がいて、私がいて...というツアーの時に...」と切り出すと、宮脇さんも「んー、思い出しますね...!」。指原さんは3人の共演が実現したことを、しみじみと語った。

「やっぱり(兒玉さんの立ち位置を)埋められない時があったから、どうしても悔いがあったのもあって、やっぱり咲良とこうやってまた...ね!マリンメッセに立てるのは本当に嬉しいし、みんなやっぱり、当時悔しかったと思うけど、よく頑張ってここまで来れたし...」

   かつてのスリートップが久々に一堂に会する構図に、指原さんは思わず「なんかすごい、やけに最終回っぽいメンバーになっちゃったけど...!」。直後に

「最終回ではないから、みんな咲良が見せてくれた景色を忘れないように、次に続けたらいいなと思いました」

ともフォローした。

   一方の宮脇さんは、指原さんの卒業コンサートに出られなかったことを「本当に申し訳なくて...」と悔やんだが、久々の共演を喜んだ。

「でも、今、私の卒業コンサートで、こうやって、また、はるっぴもいて、奈子(宮脇さんと同様にIZ*ONEで活動していた矢吹奈子さん=20)もいて、みんなでもう一度ステージに立てたことが本当に嬉しく思いますし、本当に来てくれて、二人ともありがとうございます」

   兒玉さんをめぐる事情は少々複雑だ。兒玉さんが卒業発表に選んだのは日刊スポーツのインタビューで、卒業コンサートや本拠地の劇場での卒業公演も行われなかった。ファンの前に姿を見せることなくグループを去ったことに、割り切れない思いを抱くファンも少なくなかった。

   この点を見越していたのか、兒玉さんは卒業を発表したインタビューで、

「突然の発表になってしまったこと、皆さんに長い間会えることができず申し訳なく思っています。ただ、この休養期間は心身ともに回復する為、次のステップへ進む為に必要な時間でした。このような形でアイドル活動に終止符を打つこと、沢山悩みました」

などと説明。21年4月になって、休養の原因がそううつ病だったことを公表している。

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