ツイッターでは「審判の説明ないから変な憶測が...」
スポーツ各紙の報道によると、原監督は投手を交代させようとし、それが可能かどうか球審に確認したうようだ。これに対して球審は交代できるタイミングではないと一度は判断したが直後、審判団で協議した結果、交代可能だと判断したものとみられる。
ここで問題となったのは桑田投手チーフコーチ補佐がマウンドに向かったタイミングだ。規定では、投手コーチがマウンドに行った場合、同一打者の間ならば投手交代が出来ない。球審は当初、北條の打席の時に桑田投手チーフコーチ補佐がマウンドに行ったものだと認識していたが実際、桑田投手チーフコーチ補佐がマウンドに行ったのは北條が代打を告げられる直前だった。
結果的に球審の「勘違い」によるドタバタだったが、中継での実況・解説のやり取りや、試合中に審判団から説明がなかったこともあって、SNSでは「原采配」に関して様々な憶測が広がった。
ツイッターでは「サイン盗みが疑われてるのか?」「とりあえずサイン盗みはない」「継投の時間稼ぎ」などの声が上がり、「審判の説明ないから変な憶測が飛ぶ」と不満をあらわにするファンもいた。
結局、7回のこの場面は4番手・鍵谷陽平(30)は1球で北條を空振り三振に斬って取り無失点でしのいだ。鍵谷は回をまたいで8回を無失点で抑え、9回にビエイラ(28)が気迫の投球で阪神打線を抑えてゲームセット。勝負への執念を見せた原巨人が阪神との3連戦で2勝1敗と勝ち越し、阪神とのゲーム差を「6」とした。