カウント2-2でなぜ...原監督の「謎継投」に憶測 実況アナ「怪しい動き」発言で誤解も

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   プロ野球・巨人の原辰徳監督(62)の采配を巡りインターネットで様々な憶測が広がった。

   巨人は2021年6月20日、甲子園で阪神と対戦し2-1で勝利した。巨人は先発・高橋優貴(24)を含めて5人の投手をつぎ込んで接戦をものにしたが、1点リードの7回における原監督の投手起用が話題を集めた。

  • 原辰徳監督(2014年撮影)
    原辰徳監督(2014年撮影)
  • 原辰徳監督(2014年撮影)

実況アナ「ランナーがちょっと怪しい動きをしたんですかね」

   この回から3番手・高梨雄平(28)がマウンドに上がった。高梨は1死後に梅野隆太郎(30)に四球を許し、2死1塁から近本光司(26)に死球を与えた。2死1、2塁で打席に北條史也(26)を迎え、3球目のスライダーが暴投となり2死2、3塁のピンチに。そして4球目のスライダーで北條を空振りさせカウントは2ボール2ストライク。ここで巨人ベンチが動いた。

   原監督と桑田投手チーフコーチ補佐がベンチから出て、原監督が球審に何かしらを告げベンチに下がった。これを受け、審判団がフィールド内に集まり協議を始めた。

   原監督が球審に対して何をアピールしたのかこの時点で不明だったため、試合を中継したCS放送「スカイA」の実況アナウンサーは「ランナーがちょっと怪しい動きをしたんですかね。ジャイアンツ側からのアピールですから考えられるとしたらそういうところでしょうね。桑田コーチも出てきてましたので」と困惑した様子で伝えた。

   その直後、審判団から場内への説明がないまま高梨の降板がアナウンスされると、さらに「謎」が深まった。

   阪神OBで「スカイA」の解説を務めた下柳剛氏は「何だったんでしょうか」と疑問を口にし、「もしケガだとしたらリリーフで出てきた緊急登板ということになって何球も投げれるシステムになるので、正式に交代となったら5球しか投げられないので、これは緊急登板の扱いになるのか確認したのか」と話すにとどめた。

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