トレードでも需要ない? 今シーズン絶不調、中田翔を待ち受ける「厳しい現実」とは

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大幅減俸での残留が濃厚?

   不振の中田をめぐっては、他球団への「トレード説」が飛び交う。チームは最下位に低迷し、中田が3億4000万円の高年俸であることを考えると、他球団に放出して大幅な若返りを図る断行する可能性がある。

   打点王を3度獲得し、一塁の守備は「球界屈指」の呼び声が高い。他球団からの需要はあるように感じるが、スポーツ紙デスクはシビアな見方をする。

「確かに実績十分の成績ですが、スランプに入ると長い。ベンチでもピリピリした雰囲気で他の選手を寄せ付けない感じを見ると、若手の手本になるタイプでもない。他球団の編成の話を聞いている限り、トレードは厳しいと思います。今オフに大幅減俸で日本ハムに残るのが現実的ではないでしょうか」

   中田不在の間に、代役の一塁で起用されている高濱裕仁は13日現在で打率.310、2本塁打の好成績をマーク。ファームには伸び悩む清宮幸太郎もいる。

   32歳の主砲は再び信頼を取り戻せるか。まだベテランと呼ばれる年ではない。チームは最下位に低迷するが、リハビリからの1軍復帰を目指す中田にとっては野球人生を左右する大事な日々になりそうだ。

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