トレードでも需要ない? 今シーズン絶不調、中田翔を待ち受ける「厳しい現実」とは

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   プロ野球・日本ハムの中田翔が試練のシーズンを送っている。

   今季は開幕から調子が上がらず、開幕から17試合で本塁打なし。たまっていたストレスが爆発したのが4月7日のソフトバンク戦(札幌ドーム)だった。

  • 中田翔選手(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
    中田翔選手(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
  • 中田翔選手のインスタグラム(@shonakata_official)より
    中田翔選手のインスタグラム(@shonakata_official)より
  • 中田翔選手(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
  • 中田翔選手のインスタグラム(@shonakata_official)より

打率.193、4本塁打の寂しい成績

   中田は5回の三振後にベンチでバットをたたき割ると、ベンチ裏で転倒。翌日に負傷した右目付近を紫色に大きく腫らした姿でグラウンドに現れた。

   その後も打撃不振で4番を剥奪され、打順が転々とする。5月16日のソフトバンク戦(札幌ドーム)で体調不良を理由に欠場すると、翌17日に登録抹消された。

   2週間以上のファーム調整を経て、6月4日に再昇格。気持ち新たに巻き返しを誓ったが、復帰4戦目に悲劇に襲われる。8日の阪神戦(札幌ドーム)で3回に内野ゴロを打って一塁へ全力疾走した際に、苦悶の表情を浮かべて倒れ込んだ。

   担架で運ばれる負傷交代で球場は騒然とした雰囲気に。急性腰痛で翌9日に再び登録抹消された。

   昨季は自己最多の31本塁打をマークし、108打点で3度目の打点王を獲得。4番の存在感を示したが、今季は15日現在で打率.193、4本塁打、13打点と寂しい数字が並ぶ。

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