俳優・鈴木亮平さんが主演を務めるドラマ「レンアイ漫画家」(フジテレビ系)の最終回が2021年6月17日に放送され、恋愛ドラマらしい爽やかなハッピーエンドに反響があがっている(以下ネタバレを含みます)。
別れから1年。コミュ障漫画家が、パリピデイトレーダーに転身
同作は、漫画一筋で恋愛下手な天才漫画家・刈部清一郎(鈴木さん)と、彼氏ナシ仕事ナシのアラサー女子・久遠あいこ(吉岡里帆さん)が織りなすラブコメディー。
前回の放送で、刈部が漫画を描き続けるために、あえて距離を置くことにしたあいこ。あれから1年、刈部はすっかり漫画を描かなくなって連載を休止した上、別人のような放蕩生活を送っている。一方、あいこはフリーの漫画編集者として、刈部のライバルで友人の漫画家・金條可憐(木南晴夏さん)を担当。あるとき、ネタのために合コンの様子を取材することになる。
するとそこで、複数の女性を連れた刈部に遭遇。会う前は「もうとっくに終わった恋。始まってすらいなかったのかも」と刈部を忘れようとしていたあいこだが、すっかり変わってしまった刈部を目の当たりにし、「漫画を描かない刈部さんなんて、中身が空っぽの着ぐるみみたい」「さっさと目を覚まして人間に戻ってください」と叱咤する。
第3話からの展開が功を奏す?
これに刈部は一旦激怒するも目を覚まし、後日あいこを呼び出すと、生活が乱れたのは漫画を忘れるためだったこと、あいこに再会し再び漫画を描きたいと心から思えるようになったことを打ち明け、1年ぶりに描いた漫画のネームをあいこに渡す。
そこには、あいこと過ごした愛おしい日々が描き起こされており、読んだあいこは「最高です」と感激。刈部は「俺と恋愛してくれ。疑似恋愛じゃなくて本物の」「これからは君と恋愛して、漫画を描いて、そういう人生を生きていきたい」と告白すると、あいこも「1人で生きていけるように頑張ってきました。いつか刈部さんと恋愛できる日がきたら、漫画の邪魔をしない私でいたかったから」と、笑顔でハグをするのだった。
最高のハッピーエンドを迎えた最終回に、視聴者からは感動の声が続出。また、第2話まで、刈部が描く漫画のネタのため、あいこが「さまざまな相手と疑似恋愛をして、その過程を報告する」という無茶ぶりミッションに応えていく...という展開に、一部では反感の声があがっていたが、第3話からは刈部とあいこの恋愛模様がじっくり描かれるようになったことで、一転して好評価だらけに。
視聴者からも「こんなドラマになると思わなかった!! こんなキュンキュンするドラマに!!」「2話あたりで竜星涼(編注:あいこに騙された男性役)が可哀想すぎて切ろうかと思ったけど、最後まで見てよかった 今期一番好きなドラマやったな」「最初の2話ぐらいは設定が無理矢理すぎるドラマだな?ぐらいに思いながらも何だかんだ見続けて徐々に刈部&あいこカップルにハマってしまった...」「久しぶりにちゃんとした恋愛ドラマを見た気がする! 擬似恋愛やめてから面白くなったな」
などと、怒涛の展開を振り返る声が多くあがっている。