朝倉未来の「タップせず失神」論争 格闘家の解説に「納得」の声続々

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「落ちたから『侍だ(と称賛する)』のもおかしな話」

   また、「タップをしない」という発言の趣旨についても解説。不利な状況から巻き返そうとする格闘家としての前向きな気持ちの表れであり、無茶な行為というわけではないとしている。

「『簡単にタップしないよ』というのはそういうことだと思うんですよ。ただやられるがままにボキボキって(骨を)折られるっていうわけじゃなくて、形入っても最後まで相手のこと倒すつもりで逃げて、やってやるぞ、という風な意味だと思う」

   実際、朝倉選手は13日の試合前インタビューで、記者からタップをしないと決めている意図を問われ、「結構昔に、『簡単に俺たちはタップしない、格闘技の試合でタップしてすぐ終わって諦めるような兄弟(弟は格闘家の朝倉海選手)じゃない』と言ったのを切り取られて今回当てはめられている。まあそんな簡単にタップはしない、どちらにしても。(中略)一本取られそうになっても最後の瞬間まで逃げることを努力します」と発言していた。

   扇久保選手は、隙を狙って闘争心を燃やし続けた朝倉選手のことを批判する声と、失神したことについて賞賛する声のどちらにも再考の余地があると語っている。

「最後まで諦めずに勝利を信じて戦っていた朝倉選手のことを、『タップしなきゃダメだ』とか言うのは、僕はちょっと疑問に思います。ただ落ちたから『侍だ(と称賛する)』のもおかしな話。落ちなきゃ侍じゃないのか、というのも変な話」

   格闘家としてリング上で闘っている扇久保選手ならではの見解に、ファンからは納得したというコメントが多く投稿されている。

「なるほど? やっぱり格闘家じゃないと解らないことだらけですね」
「朝倉タップ問題では扇久保選手の意見が1番的確だと思う タップしない侍とかスポーツなんだからタップしろとか みんな極端なんだよな」
「絞め技を食らった経験が無かったから新しい知見が得られてすごく参考になりました。おぎちゃんありがとう!」
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