実況ドラマとしては好評?
空白の3年を描くという触れ込みだったが、実際2年目3年目の展開に関しては約3分でまとめあげられた今作。本編では描き切れなかった伏線回収やネタバラシがあるのかと思いきや、そうした点は何も明らかにならなかった。
地上に戻って来た海音はまた海へ帰るのか、はたまた人間として地上で生きていくのか...。また、最終回直前に、倫太郎が交通事故で強く頭を打ち、強引に病床を抜け出したが、その後もとくに異常はナシ。海音とともに地上にやってきた仲間のウツボ(CV若本規夫さん)は、鴨井家の水槽に置いてけぼりだ。
さらに言えば、蓮田トラストの社員はなぜ、倫太郎の一言でタワー中止と水族館作り受け入れられるのか...。そもそも、結局海音の正体はなんであったのか...。なぜ、海音は海と陸を行き来できているのだろうか...。
制作側に「あえて明言せず描く」という意図があったにせよ、視聴者からは毎週のようにツッコミを入れる声が続出。SNSでの実況が大いに盛り上がったのは、作中の登場人物が恐ろしいほどにYESマンばかりで、「ツッコミ役」が不在だったことが一因かもしれない。
今回の放送でも、視聴者からはツイッターなどに、
「海音ちゃんがどうやって戻って来れたか。。。海の中でどういう生活でどんな約束で仕組みで」
「空白もしっかり仕事してるシーンないし、なんで帰ってきたのかを知りたいんだがな」
「なんで戻ってきた!? なんで帰らなきゃいけなかった!? あのすったもんだは一体何だったのか...」
などと動揺する声が続出。その一方で、「実況見るの面白いドラマでした」「私にとってはドラマは観ずに実況TLを眺めて楽しむドラマであった」などと、実況ドラマとして評価する声も多くあがっている。