お笑い芸人の狩野英孝さんが作詞とボーカルを担当した、不二家のCMでお馴染み「ミルキーの歌」のリメイク曲が、ネットで評判を呼んでいる。
人気アイドルグループ「NiziU」を意識したという楽曲は、バラエティー番組「内村のツボる動画」(テレビ東京系)内の企画、「企業のCMソングを令和風にリメイク」の第2弾として制作された。
テーマは「大人になったペコちゃんの成長物語」
2021年6月16日に放送された番組で、令和風にリメイクされることになったCMソングは、「ミルキーはママの味」というフレーズ有名な「ミルキーの歌」だった。
不二家のロングセラー商品、ミルク味のソフトキャンディ「ミルキー」は21年で70周年になるというが、令和に入ってからCMが作られていないということで、番組に出演した不二家社員も「まさに」と企画にノリノリな様子だった。
アレンジのモチーフにはNiziUが選ばれ、作詞を任された狩野さんは、「大人になったペコちゃんの成長物語」をテーマにした応援ソングにしたいと意気込んだ。
狩野さんを含む、お笑いタレント4人が「大マジ」になって完成させ、全員がマイクも握った楽曲。番組では、「工場でもぜひ流してみんなで楽しくミルキーを作れたらいいな」などと不二家社員が大絶賛していた。
「必殺技」の擬音語も登場
サビ前の歌詞では狩野さんが作詞をする際の「必殺技」だという、擬音語を使ったフレーズが登場する。
「目を開いて パッチクリン
走り出せ スタッスタッターン
飛び越えろ ピョコピピョーン」
あえて特徴的な擬音語を取り入れる事について、狩野さんは番組の中で「キッズたちに届け」、「興味を持たせるための技」などと説明していた。
ちなみに、狩野さんが本編の作詞に時間をかけすぎたとして、ラップパートの歌詞はお笑いコンビ「はなしょー」の杵渕はなさんが担当したそうだ。番組で放送された「NiziU風ミルキー」のMVは、同日にテレビ東京のYouTubeチャンネルにも投稿された。
楽曲を聴いたユーザーからは、ツイッターやYouTubeのコメント欄で、
「普通に良い歌なんだよなあ...何度でも聴きたくなる」
「CMに起用して欲しいと思った」
「ちょいちょい入ってくるエイコー語にくすっとくるけど、それがいい」
と、そのクオリティを評価する声が。そのほか、「なんかつんくさん感じた。笑」といった反応も見られた。