元読売テレビアナウンサー・辛坊治郎さん(65)は2021年6月17日、ヨットでの太平洋無寄港横断旅を完遂した。
「およそ2ヶ月ぶりに携帯の電波を拾えた」
辛坊さんは4月9日、大阪府岬町の淡輪ヨットハーバーを出発。アメリカのサンディエゴ湾を目指し、太平洋を単独で無寄港かつ無補給で横断した。洋上生活は70日にわたった。
さらに「原始的な環境」を楽しむため、パソコンやスマートフォンを使えない通信環境で出発したという。その間、地上にいるスタッフが衛星携帯電話による音声通話で辛坊さんと連絡を取り、最低限の気象情報などを知らせていた。辛坊さんのツイッターやユーチューブチャンネルではその様子が伝えられている。
旅は6月17日、ようやく終わりを迎えた。スタッフが同日にツイッターで、辛坊さんが無事にサンディエゴ・ハーバーポリスドックに接岸したと報告している。
接岸する3時間前には、辛坊さん本人がツイッターを更新していた。
「およそ2ヶ月ぶりに携帯の電波を拾えた。ラストテンマイル、慎重に頑張ります」
添付された画像には、のびきったひげを蓄えた笑顔の辛坊さんが写されていた。この姿にファンからは「仙人! というか 冒険家 辛坊治郎って感じですね」「こんなにカッコ良かったっけ」といった驚く声が寄せられている。
およそ2ヶ月ぶりに携帯の電波を拾えた。
— 辛坊治郎 公認【辛坊の旅N】 (@JiroShinbo_tabi) June 16, 2021
ラストテンマイル、慎重に頑張ります。 pic.twitter.com/Wq1ex06WSj